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体育大学を受験するために、高い競技力は必要不可欠か?

インターハイなどの全国大会に出場経験のある学生が集まり、鬼のような厳しい先生と毎日厳しいトレーニングを行う・・・体育大学にはこのようなイメージがあるようですが、必ずしも競技力ばかりを重視しているわけではありません。

体育大学の入試は、「競技力重視」「学力重視」「面接重視」の3タイプ

野球で4番バッターの強打者ばかり集めたチームは、勝つことができるでしょうか?日本の野球が世界に通用するのは、ランナーを出してつないで行く。力を合わせて点を取る、組織的な野球ができているからです。強打者ばかり集めても、勝つことはできないでしょう。多様性こそが優秀な人材育成に必要な環境だと、多くの大学も気づき始めました。体育大学も競技力だけではなく、様々な強み、個性を集めたいと考えています。そこにどのように応えるかが、体育大学受験を勝ち抜くポイントです。最近では、各受験生の個性を活かした入試方法も増えてきています。

■ 競技力を重視した入試

体育大学では、インターハイの入賞や出場などの非常に高い競技レベルが出願の条件になってくる場合もありますが、その条件は大学によって様々です。たとえば、国際武道大学の場合、都道府県大会に勝ち進み、関東や東北などのブロック大会以上に出場・登録経験がある学生が、推薦入試の対象となります。また、実技試験を行う場合もあります。基礎的な運動の組み合わせ、実際の競技に近い形など、大学や種目により試験内容は異なりますが、あなたの持ち前の競技力を活かすチャンスです。そして、実技試験に加えて、面接試験や小論文などの筆記試験を実施する体育大学もあります。競技力だけでなく、目標や将来の夢なども重要なポイントとして判断しているのでしょう。

■ 学力を重視した入試

学力を重視した入試の場合、一般的には複数の大学を同時に受験し、合格した大学の中から進学先を決定します。競技実績はないものの、日ごろの勉強の成果を発揮して体育大学へ進学し、体育やスポーツについて学びたいという方にオススメの入試方法です。試験では、各大学独自の筆記試験や小論文などが出題されることがほとんどです。大学入試センター試験の点数を利用する場合、実技試験や面接試験などを組み合わせる場合もあります。

どの体育大学も良い学生を迎えたいと考えていますが、どのような学生を良い学生と考えるかは、大学によって様々です。学力と実技のバランスを重視する大学、学力が高い、実技力が高いなどの個性を重視する大学など、その考え方によって入試方法が異なります。

たとえば国際武道大学では、「一般入試」と「大学入試センター試験利用入試」を実施しています。「一般入試」は、筆記試験と実技試験を組み合わせて行っていますが、筆記試験のみで受験することも可能です。大学入試センター試験利用入試では、センター試験の得点のみを使用して合否を決定しています。

「一般入試」は、通常2月に実施されますが、1月に実施する体育大学も数校有ります。たとえば、国際武道大学では、毎年1月30日に行っています。

■ 面接を重視した入試

近年では、競技力や学力よりも、受験者の成長可能性などを「面接」を通じて審査する試験も行われるようになってきました。いわゆるAO入試です。これまでの筆記試験や実技試験を通じた審査とは異なります。体育大学が武道・スポーツの指導者や保健体育教員を養成する使命を負っています。あなたが憧れ尊敬する指導者や教師はどのような方でしたか?その方は全員、高校時代に輝かしい戦績をもち、学業成績が良かった方々でしょうか。どうも競技力、学業成績だけではない,大切なことがありそうです。それは各自が積み重ねてきたことから生まれるのではないでしょうか。

積み重ねてきたものだけでなく、同時にやる気(=実現可能性)も面接でアピールする必要があるでしょう。あなたのスポーツへの熱い思いをどうやって「かたち」にするかを具体的に考える必要があります。

たとえば、「体育の先生になりたい」という夢を持つ受験生が2人います。(Aさん、Bさんとします。)面接試験での「どうしたら夢を達成することができるか」と質問に、2人はこう回答しました。

受験生Aさんは、高い競技力を持っています。 「4年間、クラブ活動を一生懸命がんばり、成果を出したいと考えています。自分の競技で得た力を活かすために、教員になれるように努力したいと思います。」

受験生Bさんには、突出した競技力はありません。 「高校の体育の先生から、教員になるためには教員採用試験という難しい試験に合格しなければならないと教えていただきました。先日のオープンキャンパスで、教員採用試験に向けて勉強している先輩から、この大学には教員への夢を実現する先輩方が大勢いると伺っています。私の競技力はあまり高くなく、目指している○○県の採用試験は他県に比べ厳しい倍率ですが、先輩方を目標として、4年間を無駄にせず夢に向かってがんばりたいと考えています。」

体育大学の面接官は、どちらの受験生に入学して欲しいと考えたでしょうか?Aさんは確かに競技力を持っていますが、何をしたら教員になれるのか、具体的には調べたことがないようでした。それに対して、Bさんは、面接試験までに様々な知識を身につけていました。

  • 高校の先生から教員になるための方法を聞いていた
  • オープンキャンパスで、教員志望の先輩がいるか調べていた
  • 教員採用試験の内容や倍率について調べていた

上記の内容で、Bさんが本気で体育の先生を目指している熱意が、面接官に伝わるでしょう。体育大学としては、実現力ある受験生に、入学して夢を実現して欲しいと考えているのです。

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